T. 奨学金制度の概要 *実際の要項は、上↑のリンクをクリックして下さい
1. 支給金額
学費及び生活費として、下記の金額を支給する。
月額150,000円
2. 奨学期間
@新規採用の場合は原則1年間(4月〜翌年3月)とする。
A継続・延長申請を認めた場合は、@と併せ最長3年間の受給を認める場合もある。
3. 申請者の区分
申請者は下記のように区分する。
@新規申請者 当財団の奨学金を受給したことの無い者。
A継続申請者 現在当財団の奨学生および以前、当財団の奨学金を受けたことのある者で継続を希望する者。
B延長申請者 1年以内に指導教官から博士号取得の見込みがある旨の推薦を受けた現奨学生について、6ヶ月〜1年の延長を認める場合がある。
4. 支給停止等の要件
下記のいずれかに該当する場合は、奨学金の支給を停止、又は奨学生の資格を失う。
@当該大学の学籍を失ったとき。
A病気その他の事由により、修学・研究を継続する見込みのないとき。
B学業成績不良、又は指導教官から修学・研究の継続に不適格と認められたとき。
C応募書類等に虚偽の記述が認められたとき。その他、当財団の奨学生として、ふさわしくない素行のあったとき。
Dその他の異動により、応募資格に該当しなくなったとき。
U. 応募資格
1. 国籍と在留資格
日本以外の国籍を有し、アジア太平洋地域諸国(X.応募者国籍の範囲)から、在留資格「留学:CollegeStudent」で来日している者。(家族に日本在住の外交官や駐在員、及び日本国籍者がいる者は応募資格が無く、支給開始後に該当することになった場合は、その時点で支給停止。)ただし、採用上のバランスを保つため、国籍による募集制限を行う場合がある。
2. 在籍大学
当財団が推薦を依頼する大学の、大学院博士課程(前期・後期)、及び医・歯学系博士課程に在籍する者。留年者を除く。
3. 資質
優秀な学力と穏健な性格をもち、心身ともに健全な者。将来、グローバルな視点をもった指導者を目指し、国際理解と親善に貢献する意欲のある者。日本語によるコミュニケーションがとれる方。
4. 奨学金の併給
他奨学金の併給は認めない。現在受給中の他奨学金の支給期間が
5. 交流事業への参加
年2回の「奨学生の集い」に参加すること。奨学金終了後も当財団との交流を継続すること。
6. 経済的に困窮している事が客観的に認められること。
V. 応募方法
1. すべての応募者は、指定大学(在籍中、又は進学予定)の推薦を受け、応募書類を作成し、指定大学を経由して提出すること。
2. 応募書類
@奨学金申込書
A指導教官の推薦状
B奨学生推薦状
C研究計画書および研究状況報告書
日本語または英語で作成のもの。 (英語で作成する場合には日本語訳をつけること。)
D上級課程進学予定者は、合格通知書。(在学証明書は不要)
E学業成績表。現課程のものが入手不可能な場合は、直前課程の成績表。
F外国人登録証明書のコピー。(表・裏)
3.応募書類は英語表記の表示がない限り、原則としてすべて日本語で作成すること。
W. 選考と採用
1. 選考は、書類選考と面接試験により行い、採用は選考委員会を経て、理事会で決定する。
2. 書類選考結果は、年12月下旬〜年1月頃通知予定。
(新規応募者と在籍大学に対し面接通知または不合格通知、継続応募者と在籍大学に対し内定通知)
3. 面接試験(オンライン)は、年1月頃を予定。
4. 面接試験結果は、面接実施者と在籍大学に対し、年2月頃通知予定。
5. 最終決定は、年3月の採用資格確認を経て、年4月末頃を予定。
(応募書類は返却しません。また、選考内容に関する問合わせには一切応じません。)
Y. 出身国別奨学生数(1991年度〜2024年度)
国籍 | 奨学生実数 | 博士号取得者数 |
中国 | 187 | 79 |
韓国 | 99 | 57 |
台湾 | 52 | 11 |
ベトナム | 33 | 9 |
マレーシア | 22 | 4 |
タイ | 20 | 5 |
インドネシア | 21 | 4 |
ネパール | 17 | 7 |
バングラデシュ | 15 | 10 |
モンゴル | 10 | 3 |
スリランカ | 9 | 6 |
ミャンマー | 9 | 2 |
インド | 7 | 3 |
パキスタン | 3 | 3 |
シンガポール | 3 | 1 |
香港 | 3 | |
オーストラリア | 2 | |
フィリピン | 1 | 1 |
ラオス | 1 | |
カンボジア | 1 | |
東ティモール | 1 | |
合計 | 516 | 205 |